2010年10月13日水曜日

おふたりさん

y&t  

こないだはおめでとうございました。

時間のあるときになにか

創作物で恩返し。


おきぬけにみているきみのつむじからはじまるせかいをあさとよんでる

めめんとのもりをぬけたらすずやかなかぜがふいてるところまでゆく

でたらめなゆびのさしかたおいかけてあかちゃんすたいるとらべるつああ

とったんはかったんといるじったんはばったんといるちがうおそとに

うまれたらぜんぶしたいとはしゃいでてそれをそのままやっているだけ

くまのこはぷうというけどひとのこはなんていうの?けどはちみつはすき!

らすべがすがらすのせかいをぬぎすててみなみへ!みるますからすからす

すくわれるきもちのきんぎょじゅんばんにかえってゆくねわらうたんびに

かなしみもあいとかけるねうれしいねみちてゆこうねおととことばと




2010年3月13日土曜日

いちごがり

 
今日の帰宅途中、メトロでのこと


なんだか疲れて、しっとり、どんより



私が降りる駅の1つ前で乗り込んできた
ヘミングウェイのようないでたちのおじさんが、
だらんと座っている私の前に立った。


アウトドアブランドの赤いウィンドブレーカーに
同じブランドの赤いキャップ。
黒いリュックから文庫本を取り出し、
リュックのポケットから老眼鏡も取り出す。
そして老眼鏡のケースがおじさんの手からすべって落ちる。

わたし、ナイスキャッチ。


ぱっと見た感じ、白髪で白いひげだが、
身につけているもののせいか、
しゃんとずっしりした体格のせいか、
すぐに席を譲ろうとは思わなかった。けど、
ちょうどキャッチしたケースを渡すついでに、
座席も譲った。


おじさんはやはり、
「いいですよ」と断って、私を席に押し戻したが、
「次で降りるから」といって、座ってもらう。
「そう?ありがとう」と、丁寧にお礼を言って、
読書を始めたおじさん。


地下を走るメトロの窓ガラスに映る
自分の顔と向き合ってみたり、
車内をながめたり。



そろそろ駅かなぁー
何食べようかなぁー



つんつんと私のコートの袖口がひっぱられる。
老眼鏡をずらして私を見たおじさんが
帝国ホテルの紙袋からいちごを一粒とりだした。

「おいしいから食べなさい」と真顔で言われ、
私は右手でつり革につかまったまま、左手でいちごを受けとる。
そのまま口へ。



「あまい。摘んできたんですか?」と訪ねると、
茨城のいちご農家さんにいただいたと。


私はおもわずにやけてしまい、ごちそうさまです、と
おじさんに手を振って、いちごの残りをかじりながら電車を降りた。



うれしくて、元気が出てきて、
いちごのへたを手に持ったまま
渋谷の人ごみを歩く。


まるでお守りのように可愛い
いちごのへたを自慢げにマーチ。



2010年3月6日土曜日

きせつはずれ

今年も来ました熱帯夜
待ってました熱帯夜
重たい湿気た空気と拒みようのない熱気

体中にまとわり付いて おかげでシーツも枕も汗でびっしょり
ぬぐえない疲労と額ににじむ汗を微かに感じ
浅い眠りへ夢が手招く…

そして種は目を覚ますんだ
大量の汗と月明かりを栄養に
シーツや枕からいっせいに小さな芽が出て
次の瞬間 みしみしと茎が生え 蔦が伸び体中に巻き付いてくるんだ
動けなくなったとわかったら
ぽん ぽん ぽんっとやたらきれいな花を咲かせて
感覚が狂うような甘く芳ばしい媚薬を飛ばしやがる
そして全開の窓から小さな鳥やら虫やらが
花の魔力にすいよせられるようにわいわいやってくるんだ
今夜の御馳走と 花の蜜を求めて体中を這い回ったりつっついたり
くすぐったくて 何だか悔しくて泣き笑いの 生き地獄
こっちには誰一人目もくれずやつらは甘い蜜に酔いしれて
秘密のパーティーは楽しく妖しく続くんだ
そして
夜も夜半を過ぎた頃やつらは満足顔でお互いにハグなんてして
幸せそうに家に帰っていくんだ

静まりかえったいつもの部屋で我に返ってみたものの
改めて熱帯夜パーティーの生贄になってしまったと
とうてい信じ難い出来事に心奪われたまま
冷や汗までも出し尽くしたかのように疲労し
甘い花の匂いと暑さにからだも意識もしびれ 気絶寸前

その瞬間 ふととなりで眠る君の熱い寝息が汗に湿った肌にひんやり
伝わるんだ
そんな時 熱帯夜は最高だと思うんだ
君もどうせ眉間にしわ寄せて寝てるんだろ
明日の生贄は君かもしれない
そんな熱帯夜が好きだ
祭りの後も大好きだ



エベレストよりも右が気になる




エベレスト第一ベースキャンプ(チベット側)

2010年2月25日木曜日



   まるで雲の切れ目から漏れる光のように
  
たよりなさ気な物思い



虹でも出てくれるならね



  そう あの旅の途中

 おしっこに寄った土と草の混ざった夏の匂い漂う

ちょっとしたパーキングエリアから

くっきり何重にも見えた虹のように

  


  祝福のかおり 山の稜線


    微かな
    
朧気な



ああ 思いきり息を吸うよ

元気になるよ


あなたの裸を見た時みたいに

 爆笑するよ


崖に横たわる丸太の上を歩くみたいに

  緊張して叫ぶよ


 音痴でとても哀しい歌を

 熱唱させて




あの雲の切れ目が懐かしい


私は下腹がきゅっと縮こまるような

 毒々しい味に酔いしれて

 その切なさが眉間に集まり膨れ

爆発するその時


  のどかに餌をついばむ鳥に向かって

 奇声を発して猛烈に走りやつらを追っかける

のろまでふてぶてしい鳥たちと地団駄踏む私


 鳥たちはあの雲の切れ目まで飛ぶのかな




  懐かしい夏の日


 美しい旅の空の下

   あてのない道の道草

2010年2月23日火曜日

2010年2月22日月曜日

何が見えた?
雲は去った。
虹も消えた。
あらゆる霞は晴れわたり
より残酷に色は輝く。
私はまぬけに光を受け
影がとぼとぼ私を
追いかけてついてくる。

何が見えた?
どこへ行く?
雨は止んだ。
何も知らないと
鳥は飛び立つ。
私は滑走路を
とぼとぼ歩く。
アスファルトが光る。
水が臭う。
甘く毒々しい。

何が見たい?
次の雲がやってくる。

2010年2月11日木曜日

今日もふらり
猫背の女
私が見ているもの
七色の泡浮かぶ緑の液体
私のふるさと
母の子宮の中の色
ふらり ぷかり
私はここです

今日も一人
窓の外もまた緑
若いもみじの葉
今日はしとしと雨が降りました
そのせいですべての色が
くっきり まったり

やさしい暗さと明るさ
この中で口に緑を含みます
私の体はただ緑
そしてやっぱり緑
雨はどこへ行ったのか
雨は帰ったのか?ふるさとへ
緑の中に
さて 私も帰ります
埃っぽい乾燥した空気が 気持ちよかった


一人でいることに誇りを感じてマイノリティーの快楽に酔い
孤独を真剣に遊んだ

なのに 出会う人はみんな優しくて
私はそのままをありがたく受け入れ 
義理も礼も関係のない自然なまばたきのような関係がそこにあった


そして私は苦しいぐらいに健康で
生きることに迷わなかった

生かされているということ

旅をするということ


だれも私を否定しない
だれも私を理解しない

だから私はこんなにも恵まれて
美しい世界の一部になれる

すべてとつながった もろいモザイクのかけら


なんの根拠もなく なんの理由もなく
ただここにいる



まったく誰がなんと言おうと
ここは美しい
そして私は美しい


だれがこんなに美しい物を創造したのだろう
幸せすぎて私はいつも笑ってしまうのです




なんとなくありがとう

2010年1月16日土曜日

Re:Re:先   日 は

すげー

海女さんよ二兎を追え的世界初iPod機能搭載耳栓

アルマジロ・アロマテラピスト・トラピスト・スピー・スピー(これ眠るの呪文)

アタックを撒いて街中を冬にして驚きの白さ見せるおしごと

このへんとか やばいよ タモさんモタコさん

ぺんぺん草 お仕置き3発 おどろきの白さ

まねごとも 出しゃばる真似も いらぬマネーの 虎おらずんば 狐もえず

2010年1月13日水曜日

Re: 先   日 は

稚児みたくみるみる泣いてすぐ笑うきょうもお空は赤くて青い


甘いのが商売なのよべっべつにあんたのためのいちごなんかじゃ


如何様に甘える猫もなぎ払いお前の布団にもぐる試練だ


日曜は暴れる(フワフワしてたのに)海月をやめて歩く改札


諦めるたんびにオリーブあらわれるポパイのほうれん草的未来


ときどきは遊ぶ世界が全力でぼくらを滅ぼす悪いやつでも


みみずでも愛想笑いはできますし無理して笑う君も好きです


あみだくじ例えば俺の横棒をお前が無視して通らなくても


二重飛び縄跳びが打つ冬の足アブノーマルに子ども開眼


会いたいと相対してる揮発する昨日の雨を凍らせる夜


空模様ゆっくり描く絵描きたち下北沢の駅前は雪


みずあめをアンドロメダだと思ってた「色が?形が?」思い出せない


「歯の裏に暗証番号書いてるよ」あれからお前の口が気になる


あそこにはあそこの事情があるがゆえ下手に触れたりしないのである


金星と耳と吐く息が燃えている。ぜんぶさわれる。朝焼けの冬。


どうしてもあいあい傘がしたいので護摩で雨乞いしてる浅草


「あまのじゃく風にサイケなメロテクノ」書いてるお前も辛いねきっと


海女さんよ二兎を追え的世界初iPod機能搭載耳栓


アルマジロ・アロマテラピスト・トラピスト・スピー・スピー(これ眠るの呪文)


アカフンと/akfen間違いましたなう。クラシック・パンツ/エレクトロニカ


赤ちゃんと僕と小鳥とミラクルトイレみんな違ってみんないいけど


(アマリリス→剛毛で悩む女の子。たいへん貧しい。買えないリンス)


ジョジョ一部二部三部四部五部六部あなたとわたしのための本棚


「あのさー」を早合点して押し倒し有無を言わさず父母になる夢


在るだけでいいのだ俺はと言いながらどうしてわたしとエッチしたいの


アタックを撒いて街中を冬にして驚きの白さ見せるおしごと


いつまでも(眠る。そばにいる。眼球を触る。やさしげに)足音がする


ありそうでなかった答えを用意する以前にそもそも問いはどこにも


あったかいいずれ平仮名になるとして今はよそ行きの服で固めて


あいことば:開けばいいけど開いたら開いたなりに大変よ ごま






赤かった甘かったんだ、私たち。つぶつぶと泣いた日々。ありがとう。


 

      先   日 は



いちご 赤い

いちご 甘い

いちご 甘える

いちご 暴れる

いちご 諦める

いちご 遊ぶ

いちご 愛想笑い

いちご あみだくじ

いちご アブノーマル

いちご 会いたい

いちご 雨模様

いちご アンドロメダ

いちご 暗証番号

いちご あそこ

いちご 朝焼け

いちご あいあい傘

いちご あまのじゃく

いちご 海女さん

いちご アルマジロ

いちご アカフン

いちご 赤ちゃん

いちご アマリリス

いちご あなたとわたし

いちご あのさー

いちご 在る

いちご アタック

いちご 足音

いちご ありそうでなかった

いちご あったかい

いちご あいことば







いちご 赤かった

いちご 甘かった

いちご ありがとう


2010年1月8日金曜日

いたたの、た!



おお

これは

ほんとに

ありがたい

いただきます

おやすみなさい

ごちそうさまです

おはようございます

いってらっしゃいませ



2010年1月7日木曜日

nda nda

んだ んだ


コートかっこいい 大事になぁー




これ 飲む?

2010年1月5日火曜日

お絵描きして寝ない

なんでだろーか、

はしる、んだろーか、

本気でしたたりおちない涙、

知らない振りした移動教室、

美術でも実験でも、武道でもない/から振動しながら

はしらない、だろーか、はしる、んだろーか、

この人は、は、いま、必ず死ぬほど、走れるだろうか。

気がつけば静脈は夜、動脈も夜、キーボードは白くて汚れてて、囲まれている、

ファンヒイタ、ブルーのめらめら、くすくす、
くすぶりつづける以下、同文のひとりは自分なんだろーか。


>>>



もっともっと!持ってない、そんなボディー、やっぱり盗めないからだ、

すこしずるくて、ずるくて冬になってしまって、寒いねって肉まんが凍ってて、

シャンプーの詰めかえもめんどくさくて、お風呂も凍る、

おもったよりも生活ができないみたいだ、たいだみたいであせる、アクセル、踏む、

踏みっぱなしの葉っぱみたいに湿っていて、閉まっていて、いつもは、いつもの、居酒屋、さんで、

巻けない管を巻くからだ。


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うおー
さおー
なんて叫べるからネットが広い。
お茶を飲んでて、だれかの大声が読めて、だから感覚がうすい。

話したくない 議論したい
答えよりもまずハグでしょう
どこの過程でも一緒でしょう

ネットが広い ハグしよ しよう

うようよいるけど 議論したい


今はもうライフひとつ いってきた帰り未知


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シャンデリアを最適化すると

小さな裸電球になった

みんな みなしごだったよハッチ

ハッチ ハッチ ハッチ ハッチ

わらって わらって わらって きゃんで



・きゃんでいい?きゃんだらだめよと甘噛みですきゃんだらすに交わすキャンディ


・タンバリン叩いて幸せくるほどの軽快さがない歌うんだ村


・ドアボーイ(生まれかわったらドアとして君に仕える何度も閉じる)




あー  社交的な人のなかの人々が騒がしく



・歯茎が涸れていくという色彩でもう滅びましょうか



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無重力はふわふわです

重力はふわふわじゃないです

無気力はへなへなです

気力はへなへなじゃないです